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GODAIゴダイ株式会社

HOMESUPPORT
在宅支援

「2025年問題」超高齢化社会が訪れることで生じる様々な影響のことを言います。超高齢化社会が医療に与える影響は、医療費、介護費の増大と言われています。この高齢化社会に対応するべく、厚生労働省は介護保険の中で「在宅医療・介護の推進」の為に在宅医療介護推進事業を制度化しました。これは「病院から在宅へ」=「医師を始め様々な職種が連携し在宅医療を推進する。」ことを意味しています。

さらに在宅医療を推進するために次のような表現をしています。

「できる限り、住み慣れた地域で必要な医療・介護サービスを受けつつ、安心して自分らしい生活を実現できる社会を目指す。」

この表現からもわかるように在宅における「地域」が重要な位置づけをされました。

考えてみてください!
私たち薬剤師は「在宅医療・介護の推進」の中で、求められている「地域」の中で、「在宅医療」の場で活躍できる職種ではないでしょうか?

さて日々、薬剤師として在宅医療に携わり、多職種と連携し、患者さんと関わっている中で様々な困難に遭遇することがあります。
その困難に立ち向かわなければならないわけですが、解決策やヒントを掴むための手段として本を参考にすることがあります。
最近、私の出会った本の紹介をします。

本の帯にこう書いてありました。『ケアする人を支えるのは、学びの場だ』

どうでしょうか?
何を感じましたか?
何を考えますか?

私は、この帯の言葉だけで期待に胸を弾ませ、ドキドキしながらページを開き、読み始めました。
そしてさらに、著者が『はじめに』として書かれている冒頭部分から「オー、すごい」と感動することになりました。
冒頭部分を引用します。

『仲良くなっただけでは多職種のチームは機能しません。少なくとも「目標の共有」と「チームワーク」の両方が必要なのです。』

『共有された目標を達成するためには、課題意識の共有、課題解決に向けてのプロセスの共有も必要となります。つまり、単なる「顔の見える関係」だけではチームワークは発揮できないのです。』

『専門職は「自分が提供すべき専門性」ではなく「自分が求められている専門性」という視点で、自らの知識とスキルを磨いていくことが重要であると考えています。』

この本、著者の目的はチーム医療の一員をつくることです。

『この本を通じて、一人でも多くの仲間が、理想の在宅医療・ケアを実現し、よりよい未来を創るためのチームの一員となってもらえることを願っています。』

―在宅医療カレッジ 佐々木淳編集から引用―

在宅に関わってきた私自身、『薬剤師って在宅に行って患者さんの役に立っているのかな?看護師さんの方が患者さんの役に立ってるんじゃないかな?』常にこんな思いが頭の中にありました。
この疑問をある訪問診療の医師に投げかけたところ、このような言葉が返ってきました。

『薬剤師さんには本当に助けられています。在宅は、それぞれの職種がそれぞれの専門分野で頑張ってもらったらいいんです。』

さらに別に機会には、『看護師が患者にとって一番なのは当たり前、次は医師、一番外から薬剤師さんが客観視してくれたらいいんです。』

引用した本の内容、訪問診療医からもらった言葉。
共に、今後在宅に携わっていく薬剤師として、私の中核を担う大切な言葉となりました。

現在の社会的な問題、薬剤師の職能を生かす方法、運命の本との出会いについて話してきましたが、なんとなく、在宅とは?地域医療とは?多職種連携とは?みたいなものを感じでいただけたのではないでしょうか?

地域連携室は在宅分野の「ゴダイ株式会社の顔」となることを目指しています。

「社内における在宅に関する様々な質問、対応方法の窓口」
「社内における在宅に関する研修担当」
「在宅に関する情報統一」
「在宅センターの稼働」
「他医療機関との窓口」
他にも様々対応することはありますが。

まず、目標として設置したばかりの「地域連携室」を地域、社内ともに役割強化。
よく「困ったときはゴダイさん」という言葉を社長、会長が口にされます。
社内において、誰でも、何でも困ったときは「地域連携室」を目指す。
地域において、誰でも、何でも困った時は「ゴダイ株式会社地域連携室」を目指す。

さらに、地域連携室は在宅医療カレッジに書かれていたように、「未来の課題解決のために全力で取り組んでいる情熱的かつ魅力的な専門家」を育成し、地域連携室から「理想の在宅医療・ケアを実現するために必要な学びに対して、消極的な人たちのスイッチを入れる」のような役割も担えることが出来たらと思います。

夢は大きく!

これを読んでくれた方が「一人でも多くの仲間が、理想の在宅医療・ケアを実現し、よりよい未来を創るためのチームの一員」となってくれることを期待します。

在宅センターで使用している機器


※記載の所属・役職・業務内容は取材時点の内容となります。

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